生物多様性の減少 vs 温暖化
いまのところ温暖化対策の方に力を入れてるけど、生物多様性については口先だけという感じがしています。このままでいいのでしょうか?
この2つを比べてみると
- リスク
温暖化
海面上昇、異常気象・・・で、世界的に大きな影響が、このまま行くと、それほど遠くない未来に起きそうという予測が具体的に示されてます。
生物多様性
具体的な予測は聞いたことがありません。次のようなことが言われてますが、どのくらい検証されているのでしょう?
①特定の生き物が異常発生して、害を与える。②薬などの原料になる有用生物が絶滅。③現在、有用でなくても、将来的に有用となりうる生物が絶滅。
- 問題解決の難易度
温暖化
技術的には解決可能。温暖化が進んで異常気象などが生じたとしても、もとに戻すことは可能?
生物多様性
絶滅してしまった生き物を再生はできない。生物多様性の変化は復元不可能。
具体的なリスクが分ってるけど解決可能な温暖化と、
リスクは不明で、いったん失うと復元不可能な生物多様性
どっちの問題に力を入れたほうが良いと思いますか?
一般の人の立場に立って考えると、
「リスクが明らかな方から先に対処した方が良い」と思われるような気がします。
「リスクが不明確」なことには、楽観的に?目を瞑って(現実逃避)しまうのが普通じゃないでしょうか。
「生物多様性の減少が引き起こすリスクを、具体的に予測」して、問題を正確に把握しないと世間の協力は得られない。大学、行政等の関係者の皆様、よろしく。