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民主党が作成中の「生物多様性基本法」について、パブリックコメント募集しています。
http://www.dpj.or.jp/special/jyoho_bosyu/eco/index.html
民主党のHPに「生物多様性国家戦略の根拠となる基本法を制定する」というような事が書かれてあります。
しかし、新たな法律に生物多様性国家戦略を推進する効果があるのだろうか?
「野生生物やその生息地に関する法律は主務官庁も異なることから有機的な連携がないまま、実効性の高い法制度を十分に保障しているとは言い難い」と書かれてある。これを受けて「施策の有機的な連携への配慮」という項目があるが、具体的にどのような連携が必要書かれておらず、十分とは思えない。
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四 施策の有機的な連携への配慮
生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する施策を講ずるに当たっては、地
球温暖化の防止を図るための施策及び循環型社会の形成に関する施策その他の
環境の保全に関する施策相互の有機的な連携が図られるよう、必要な配慮がなさ
れるものとすること。
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「生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する専門的な知識又は技術 を有する人材を育成する」とある。育成も大事だが、そういう人材を優先的に登用することをお願いしたい。私の仕事を例に挙げると、環境調査を発注する役所、元請けの会社の担当者、両方ともに生物の専門家が居ないということがしばしば。生物技術者の立場は低く、発言力が小さいのが実情で、保全しようにも声が届かない。