生物多様性とGBIFに関するワークショップ


「21世紀の生物多様性研究:生物多様性インフォマティクスを創出する」


GBIF(地球規模生物多様性情報機構)がらみのワークショップです。
いろいろ締め切りが迫ってるけど、何とか時間を作って参加する予定。ちょっとした縁で、脇役として係わることになったので。

ちなみにGBIFの目的は、生物多様性に関するすべての情報を電子化・インターネット上で利用可能にし、生物多様性バイオインフォマティクスの基盤を作ることだそうです。

ようするに、多くの生物の情報をパソコンまたはネットで利用可能にしようという取り組みです。

私自身、仕事でいろんな生き物について調べる必要に迫られることが頻繁にあります。ネットで検索できれば効率が上がるでしょう。また、図鑑、文献には無い情報の蓄積も期待したいところ。

 ちなみに今は私自身でセッセとエクセルで生き物の情報を管理してます。また、同様の作業(雑務)は、この業界の各社まはた個人でされてます。
 本来、こういう事は公的機関できっちりまとめてやれば済むこと。なので私はGBIFにお任せしようかなと企んでます。そのほうが利害関係にとらわれず、情報の蓄積を多くの人が利用できる環境ができるでしょうし、多くの情報を集められるでしょうから。
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日時 平成18年10月30日(月)9:30-16:30
場所 家の光会館コンベンションホール
(〒162-8448 東京都新宿区市谷船河原町11 TEL03-3260-4791、飯田橋駅近く)
Webサイト http://www.event.nig.ac.jp/gbif/bd2006/
参加 無料
プログラム
9:30-9:50 岩槻邦男(ひとはく)"GBIF の歴史、現状、あるべき未来像
9:50-10:10 伊藤元己(東大・総合)"生物多様性情報基盤の確立にむけて:
  本格運用に移行するGBIFデータポータルとその将来像
10:10-10:30 植弘崇嗣、清水英幸、松永恒雄、志村純子(国環研)
     "国立環境研究所における生物多様性情報活動と今後の展開"
休 憩 GBIFデモンストレーション
10:50-11:10 松浦啓一(科博)
      "日本の自然史博物館のネートワークによる自然史標本情報の発信"
11:10-11:40 Chang-Bae Kim (KRIBB) “Integration of Biodiversity and Bioresource
      Information into National Database and Data Linkage in Korea"
11:40-12:10 "Shao, Kwang-Tsao (RCBAS) "Integration of Biodiversity Database in
      Taiwan and Linkage to Global Database"
昼 食 GBIFデモンストレーション
14:00-14:20 宮 正樹(千葉中央博)"Fish-BOL プロジェクトの概要"
14:20-14:40 山本勝利・楠本良延(農環研)
  "農業景観調査情報システムRuLISの構築と生物多様性研究への適用"
14:40-15:00 森脇和郎(理研) "生物多様性と遺伝的多様性"
休 憩 GBIFデモンストレーション
15:20-15:40 黒田大三郎(環境省) "生物多様性情報と環境省−現状と方向性−"
15:40-16:00 星 元紀(IUBS) "地球規模で見た GBIF の役割と現状"
16:00-16:20 菅原秀明(GBIF)"閉会の辞