河川環境保全を目的とした工学系と生物学系の歩み寄り

 ちなみに、先に挙げた研究会は京都大学防災研究所水資源環境セミナーと淡水動物分類研究会の合同で企画されていたもので、水生昆虫の話の他に、河川環境の測定法についても発表、実演が行われました。生物の生息環境を保全するには、生物の好む環境を知り、そのような環境を復元する必要があります。そういう意味で、工学系と生物学系の研究者の交流がこれから進んてほしいと思います。そういう基礎的なことがわからないと、アセスで効果的な保全策の提案なんて無理ですから!!研究者の皆様、ヨロシク。