リストの公表

 「環境調査で確認された生き物のリストは公表すべきでは」とご指摘いただきました。
 ごもっともです。

河川水辺の国勢調査についてはここで見れます。
http://www3.river.go.jp/chousajitusi.asp

あと、最近では少しずつアセスの報告書や閲覧情報もネットで見れるようになってきています。

http://assess.eic.or.jp/index.html

 このように徐々にですが、改善中。
 といっても、皆さんが望むようなのには程遠いですね。
 
 理解のある環境調査関係者は、初記録、新種など重要な記録について、極力、公表する努力をしています。ただ、こういうデータの所有者は採集者ではなく発注者ですので、そこの了解をとりつける必要があります。関係者が理解ある人たちで、事業に影響無いのであれば、問題なく発表させてもらえることもあります。ただ、何人もの人達に了解を得るのがやっかいです。そう簡単ではないのが実情。渋る人もいますし。
 法律でアセスの報告書を強制的にネットで公開すると規定してしまえれば良いのですが、、、。もとはといえば税金で調査したものですので、情報公開を請求する権利があるはず。




 すこし話が飛びますけど、、、
同定の正確さも大事ですが、もっと重要なことがあります。その事業で、「どの程度、環境に影響があるのか」、「その影響に対して十分な保全措置を行うのか」。こちらについて注文していただく方が、生き物を守れるはず。でもこちらの指摘が少ないのは、、残念!

ご協力、よろしく。