vol.1

 独立してから4年目。そろそろ振り返って、今後のことも考えなければ。そんなわけで、いまごろおそいのだが、事業計画書を作ろうと思う。まずはじめに殴り書き程度。

1)なにを売るか
 道路、ダム、河川工事など環境へ影響を及ぼす事業、自然環境保全事業などに対して、『昆虫』を指標とした環境コンサルティング
 1,現地調査による昆虫相の把握
 2,昆虫の同定、リスト作成
 4,絶滅危惧種保全対象種、または生物群集を対象とした生態調査、解析
 3,環境保全策の提案

2)誰に売るか
 建設コンサルタント会社、生物調査会社、行政。西日本、沖縄が対象範囲。

3)どうやって売るか
 建設コンサルタント、生物調査会社に営業。ホームページによる宣伝。口コミ。

4)ウリは?
 人脈:昆虫の各分類群の専門家の人脈。蛾、甲虫、トビケラ、カワゲラ、カゲロウ、ハエ、ハチなどや、他にも海産無脊椎動物、陸産貝類といったマイナーな生物。大学、博物館などに所属する研究者にも親しい人がいるので、難解な問題に関しては、そのような方々に助言をもらいながら仕事を進める。また、各地方に現地調査を手伝ってくれる方がいる。
 機器:実体顕微鏡では最高機種のライカMZ16
 文献資料:図鑑で不足しているところは、論文を集めて、独自に資料を作成。蛾、トビケラ、カワゲラ、カゲロウなど。
 技術:蛾、水生昆虫の分類。統計解析。

5)今後のスケジュール
 私が40才になるまでは土台作り。それから事業へと展開して、50代で後継者作り、60才以降は蛾の同定と旅をしながら好き勝手に生きられれば、、、、

3年後までに:昆虫の分類・生態と、環境解析、生態工学に関するデータベースの作成。
5年後までに:生態解析技術の習得
7年後までに:私個人の苦手分野を補ってくれる人を雇う

6)強化していく分野
 保全生態工学。水生昆虫、蛾の分類、環境指標への応用。ミミズ?プランクトン?



 基本的には昆虫関連をコア事業とする。猛禽にも手を出せば、もっと安定収入になるだろうけど、そうすると専門性を延ばせなくなりそうなので、せっぱ詰まったとき以外は引き受けないことにしている。とはいえ昆虫だけで生活できるかというと、無理なので、そこらへんでバランスをとるのが難しい。さて、今後どうするか??????????????????